生命の誕生は自然におこります。

奇跡の様な出来事ですが、自然なこととして起ります。

ですがそれはノーベル賞受賞者でトップチームを作ってでもまねる事は出来ません。

それは東洋医学、鍼灸（はり・きゅう）治療でも同じことです。

なぜなら人体、生物の仕組みはあまりに複雑で謎に満ちているからです。

それではなぜ何年も不妊クリニックに通っている人が鍼灸治療で妊娠、そして出産する事が出来るのでしょうか？

それには東洋医学と西洋医学の違いが大きく関わっています。

東洋医学、鍼灸では表れた症状に対し直接手を出すのではなく、身体の失調、バランスの崩れに目を向けます。身体の失調を治せば関係ないと思われるような症状も自然と身体の働きにより治っていくと考えています。それはあたかも、親が不安定な場合、子供も不安定になります。不安定な子供を治す場合、子供では無く親の不安定を治し、そうすれば子供は自然と治ります。それと同じです。

あくまで身体の自分で異常を治す力を正常に働かせる治療なのです。

ではなぜハリを刺すことにより身体の異常が正常になるのか？それは現在、化学では解明されていません。
ですがここにも東洋医学の特徴が関わっています。

東洋医学は数千年の長い歴史の中で効果のある治療法を試行錯誤し見つけ、そこに当時の自然哲学を照らし合わせ、発展させていきました。ようするに先に治療法があり、そこに自然哲学という大きな枠の理論を照らしあわせ、学問を作り上げ発展させていきました。そのためヨーロッパの医学とは全く違うアピールが出来、現代化学が追いついていない問題にも対処が出来、不妊の自律神経の問題には非常に有効な効果が得られるのです。

西洋医学と東洋医学は視点もアピールのしかたも違います。ですから得意なことも違います。得意分野の違う二つの医療を合わせればより多くの難題に対処できます。

ぜひ不妊で悩まれている方は東洋医学を取り入れ妊娠そして無事に出産に至って下さい。